10年ちょっと使い続けてきたガスコンロがボロボロになり買い換えたのですが、そこそこ大きな買い物になるのでかなり悩みました。
ホーローのトップが欠けてしまい錆びて、そんなボロボロ加減が嫌になり掃除もさぼってたら火が付かないところまで出てきて、、、
そんな状態なのに悩みに悩み・・・半年くらいたってしまったかも。
自分が一番使うので後悔しないようにと、ネットでかなり念入りに調査しました!
やっとのことで購入に至った、お気に入りのガスコンロを思いっきりレビューしたいと思います!
- 火力が強い
- 汚れにくく丈夫
- ダッチオーブン付属
上記のようなガスコンロをお探しの方に参考になると思います。
デリシアグリレはとても使いやすいガスコンロなので、おすすめのポイントをたっぷり紹介します!
デリシアグリレ おすすめポイント
今のガスコンロは様々な機能がついていて、どれが自分にとって使いやすいものなのか悩みますよね。
家庭での使い方や使用頻度によって変わってくると思います。
私の場合ですが、以下がデリシアグリレを購入した決め手となったポイントです。
デリシアグリレを選んだポイント
- 火力が強く炒め物がしやすい
- アルミトップで割れにくく丈夫
- ココットダッチオーブンが付属している
- ごとくが黒いので汚れが目立たない、大きい鍋が置きやすい
火力が強く炒め物などに便利
私は中華が好きでジャーっと炒め物をよくやります。コトコト煮物もやるけど、ガンガン火を大きくして焼いたり炒めたりするのが好きです。
最近のコンロは安全のために温度調節センサーがついていて、フライパン底の温度が上がりすぎると自動で火力を弱くしてくれるものがあります。
安全ではあるけど、野菜炒めとか強火で炒めているときに勝手に弱火になったら嫌だな、という印象でした。
デリシアグリレは「高温炒めモード」というものがあり、通常より温度が高くなってもそのまま強火で使用できます。(ある程度までで高温炒めモードでも高温になりすぎると火力調整されてしまいますが)
いちいち「高温炒めモード」のボタンを3秒長押ししなくてはいけないという、ちょっと面倒さもありますがかなりの強火で炒めることができるので炒め物がしやすいです。
中華料理や野菜炒めなどをガンガン強火で作りたい人におすすめ。ゴォーっという迫力ある音がしますよ(笑)
トップがアルミなので丈夫で割れにくい
ガラストップやガラスコートもピカピカつやつやで綺麗そう
と始めは思っていましたが、なんだか割れそうだなぁと。
強度は強く割れにくくは作られているそうですが、実際に使っている人でガラストップが欠けてしまったという意見も見かけました。
あんまり繊細に料理しないし、うちはストウブなど重たい鍋や大きいフライパンが多いのでめったなことでは割れないアルミトップが良さそうかなとこちらを選びました。
ココットダッチオーブン付属
ココットやココットダッチオーブンが付属しているとちょっと値段があがります。
使わないかも・・・という方はワンランク下のガスコンロで充分だと思います。今のガスコンロはとっても進化していて低価格の物でも色々な機能がついています。
値段が高いのでかなり悩みましたが、ココットダッチオーブンを使って蒸し物など作りたかったので、結局一番高価格帯のデリシアグリレにしました。
「ごとく」が黒く汚れが目立たない
ステンレスのピカピカのごとくは、1回使用しただけで結構黒ずんでしまうそうです。
ごとくクリーナーで磨けば多少汚れが落ちるそうですが、わざわざクリーナー買うのも嫌だし、まめにお手入れできそうにもない。
「ごとくは黒」これは結構重要ポイントでした。
ごとくも大きさもありしっかりしていて、ストウブをのせて後ろのコンロに滑らせて移動することもできます。
マットでカッコ良いごとくもお気に入りです。
デリシアグリレ デメリットと感じるところ
おおむね使い勝手は大満足ですが、ちょっとした細かい使いずらい部分もありました。
使いやすさのほうが勝っているのでほとんど気になることもないですが、少し気になった点は以下の4点くらいです。
デリシアグリレの使いづらい部分
- 操作ボタンが丸いので、少し操作しずらい
- 自動温度調整がたまに邪魔になる
- ココットプレートやココットダッチオーブンを使う時、固定枠も入れ替えが必要
- 主電源をつけるのを忘れがち(慣れない)
操作ボタンが丸い
見た目はおしゃれな丸い点火ボタン。火力を調整する時はくるっと回して使用し、普段は使いずらいということもありません。
ただ天ぷらやとんかつなど作っていて手が汚れている時、回しずらいです。
以前のコンロはレバー式で火力調整するタイプだったので、手が汚れていても手の甲など汚れていない部分でさっと動かせましたが、丸いので動かしにくい。。。
しかも消火の時はボタンを押して引っ込めるので、ボタンまわりに粉などついたら内部に入り込んで壊れそうで気を使います。
自動温度調整がちょっと不便
安全のためには必要なんでしょうけど・・・強火にしたくても鍋底が高温になってしまうと勝手に弱火になってしまいます。高温炒めモードでも温度が高すぎると自動温度調整が働き弱火になってしまいます。
固定枠の入れ替えが大変
ココットプレートやココットダッチオーブンを使うとき、固定枠というものにのせて使用します。
どれがどれだっけ?と最初は覚えるのが大変だし、入れ替えもちょっと面倒です。
付属品が色々あるので保管場所も確保する必要があります。
主電源をつけるのを忘れがち(慣れない)
基本操作は、主電源を押す⇒点火ボタンを押すという流れなのですが、長年使ってきたコンロは主電源というものはなかったので「主電源を先に押す」という操作になかなか慣れません。
それだけならまだ良いのですが、右コンロを使用中に左コンロも使おうと思って逆に主電源を押す(使用中なのに消しちゃう)という操作ミスをよくします(-_-;)
タイマー使ってたのに主電源切ったらタイマーも消えてしまいます。。。そのうち慣れるかな(笑)
デリシアグリレと比較した機種
デリシア(リンナイ)
デリシアグリレとほぼ主要な機能は一緒で、違いはオート調理や専用アプリと連動して調理ができます。付属部品はココットとココットプレートです。
コンロ操作部分が、液晶ディスプレイタイプなのも魅力。
デリシアグリレにない機能として80℃の低温キープが出来る機能がありました。鶏むね肉で鶏ハムを作る時に低温を維持できるのは便利そうですね。
PLUS do(ノーリツ)
ごとくのがっちり感が良い!!と少し検討しましたが、全面ごとくで掃除する時にとても面倒だというレビューを発見。確かに鍋を全部どかしてから持ち上げて掃除しなきゃいけないのはめんどくさそう。
デリシアグリレのごとくは意外と軽く一つ一つ分かれているので、掃除も楽に出来ますよ。
ただこちらは家庭用コンロ最大クラスの火力!
火力の強さを求めるならば、「PLUS do」も検討の価値アリですね。
デリシアグリレの使用レビュー
コンロ部分
温度設定
揚げ物の時など、一定の温度で揚げるとことができるので便利。130℃~220℃まで10℃刻みで設定できます。
高温炒め
高温炒めモードを使いたい時は、毎回「高温炒め」ボタンを3秒押してから使用します。
通常は温度センサーの働きにより、温度が高くなると火力を弱火にしたりまた強火にしたり、と自動調節されます。
高温炒めモードに設定すると、温度センサーが働かないわけではなく、通常時よりも高い温度(約290℃)まで調理できる機能です。
タイマー
今までのコンロにはなかったので、タイマーがあるとすごく便利だと感じました。ゆで卵やパスタなど時間を計りたいものも、キッチンタイマーいらずです。
麺湯で、ゆでもの
ゆで時間を設定できて、ゆでている間もふきこぼれないように自動で火力調整してくれます。すごい。。。
- 麺湯で 「麺湯で」を押し、ゆで時間を設定して点火。沸騰したらガイダンスで教えてくれるので、麺を投入。たまにかき混ぜる必要はあるけど、ふきこぼれないように調整してくれる。
- ゆでもの 水から茹でるものに使用する。ジャガイモなどを入れて「ゆでもの」を押し点火。沸騰するとブザーで知らせてくれて、火力を自動調整しながら沸騰を維持してくれる。
ごはん焚き
後ろコンロのみですが、ご飯を炊けます。
専用土鍋は「かまどさん」という専用の土鍋でないとだめらしいですが、「ごはん」モードならストウブで美味しく炊けました。
ご飯の炊き方
- お米を研いで水を計り入れる
- 点火し「ごはん」を押して水分量(合数)を設定 1合~5合まで設定可能
- 自動で炊きあがりを待つ。火力も自動で設定してくれるのでフタもあけずに。消火した後にむらし時間があり「ご飯が炊けました」と言われたら完成!
土鍋ご飯はやっぱり美味しいのでひこの機能は嬉しい!
自分でストウブで炊いた時は火力調整が難しく、失敗もしたりしてあまり使わなかったのですが、もう失敗せず美味しく炊けます。
グリル部分
火力の強さを表示する青いランプが可愛いです。
上の火力と下の火力をランプで表しています。右の丸いレバーを回すと上下の火力の強さを変えられます。
上の写真は上の火力が弱火、下の火力が強火という状態です。
グリル内の横の部分には、取り外し可能なカバーがついています。
汚れたらこれを外して洗うだけなのでお手入れはカンタンです。そもそもココットプレートをカバーをつけて使用すればそれほど汚れません。
グリル焼き網だけの状態。これでもちろん魚や肉も焼けますが、油がギトギトに落ちそうなので使用していません。
ココットプレート(※別売り)を7,000円程で購入し、魚や肉はココットプレートで焼いています。
ココットプレートを使用すると油がほとんど飛び散らず、グリル内が汚れません。
ちょっと高さがなく、クロワッサンや大きめのパンなどは入らなかったり、上が焦げやすいです。
ポテトグラタンを作りましたが、小さいグラタン皿は横に並べたら2つ入りました。焦げないようにアルミホイルを被せたら、ちょっと燃えそうになりました・・・
少し高さのあるものを焼くときは、目を離さずたまに確認したほうが良さそうです。
グリル部分はひと昔のコンロに比べて、高さが狭くなったようです。
こちらは付属品のクッキングプレート。
デリシアグリレには付属品としてついていますが、デリシアではオプションとなり付属していません。
トーストやピザを焼くときに使います。我が家では毎朝食パンを食べていますが、このプレートで焼いた食パンがいつもと同じパンなのにすごく美味しく焼けて驚きました。
まわりがサクサクした食パンになり、甘みもなんとなく増したように感じました。食パン2枚同時に入ります。
こちらも付属のココットダッチオーブン。
単品だと1万円くらいするようです。
鍋状になっているので、ポトフなどのスープもつくれます。焼き芋も簡単に美味しくできました。根菜類はホクホクと甘みが増してとても美味しく仕上がります。
何よりボタン一つで出来上がってしまうので、同時調理ができて楽ちんです。
他にも肉じゃが、筑前煮、プリン、ケーキ、パンも作れるようなので、これから色々作るのが楽しみです。
※写真はコンロ上に載せていますが、コンロでは使用不可です。デリシアのココットはコンロ上で使用できます。
グリル部分のボタンです。
トーストを焼くときは「メニュ」ーを2回押して点火スイッチを押すだけ。
自動で美味しくパンが焼けます。
よく使う機能は、トースト、ポトフ、根菜蒸し、魚、鶏もも焼きなど。
魚を焼くとき以前はちゃんと焼けたか、焦げてないかと気を使っていましたが、自動で美味しく焼けて感動ものです。
ふっくらと美味しく焼くことが出来ます。水は必要なく、両面焼きです。
もちろんタイマーで自分で好きな時間を設定して焼くことも出来ますよ。
【まとめ】お手入れもカンタン!毎日活躍しています
かなり高い買い物でしたが、デリシアグリレして大満足です。
やはり自分が吟味して選びに選んだものは、お気に入りになりお手入れも頑張れます。
1か月ほど使用してみてのレビューですが、ごとくもトップも付属品も、今のところ綺麗に保てています。
デリシアほどメジャーじゃないので、使っている方も少ないかもしれません。
使いやすくおすすめのコンロなので、ガスコンロの検討をしている方に少しでも参考になればと思ってまとめてみました。
ダッチオーブン料理が好きな方におすすめです。私もまだチャレンジしていませんが、今度パンを焼いてみようと思います。
【追記】 購入後半年経過して・・・
アルミトップ、ごとくなどお手入れしやすいので、綺麗な状態を大体キープ出来ています。
ココットプレートのカバーとクッキングプレートは多少油汚れがこびりついていますが、毎日のように使っているので仕方ないですね。
機能面では色々メリットが沢山ありましたが、それ以外にも大きな変化が。
温度調節ができて揚げ物も簡単、音声ガイドも珍しいようで、主人や息子が料理をしてくれる機会が増えました(^^♪
「揚げ物するのが楽しい」と唐揚げを良く作ってくれるようになりました~。
昔よりきれいなキッチンを保てているので、それも料理を楽しんでしてくれる理由にもなっているのかも。
私自身は、ココットプレートはよく使うけど、ダッチオーブンはあまり使わなくなってしまいました(^-^;(今は夏なので、冬になれば焼き芋やスープ作りにまた使うかも)
あまり凝った料理をしない方はもっとグレードを落とした機種でも良いかもしれませんね。
パン作りもやろうとは思いながら面倒でまだやっていません。。。「ケーキ」「グラタン」機能は使ったことないです。
「トースト」「麺湯で」は便利でよく使っています(^^♪