「限りある時間の使い方」という本を読みました。
ひろゆきさん、リベ大の両学長、ブログ界で名高いなかじさんなどなど、著名な方が絶賛するこちらの本。
タイトルで予想する内容とは少し異なりましたが、なるほどなーと考えさせられる本でした。
一言で要約してしまえば
人生に限りがあることを潔く認める
効率化しても全部は出来ない
出来る範囲で今やりたい事を今やろう
といった内容。
時間は限りがあるから、やりたい事を整理し効率化しましょう!という類の本ではありません。
時間の使い方などのライフハックも載っていません。
どちらかといえば抽象的な考え方、啓発本といった感じです。
今回この本を読んでみて、今まで時間を無駄にしないように有効に使えるようになりたいと思ってたけど、今を楽しんで生きる事も大事だなぁと考え方が一変しましたね。
「人生の時間」について見つめ直したいという方はぜひ読んでみてください。
先の事ばかり考えていて、今を充実して生きていない
本の中では、
自分の人生はまだまだ長い
やりたい事は頑張れば出来る
といった思い込みを誰でもしているという事をあげていました。
確かに、
将来時間が出来たら、やりたかった事をやろう!
なんて考えていて、
将来の事ばかり考えて、今を生きる事ができていない。
子供の教育についても、小学校へ上がるための準備、中学校・高校へ、大学への準備。
卒業しても良い会社に入るための準備。
準備準備ばっかり!
という事が述べられていて、確かにそうだなぁーと納得。
中高生なんて、3年間じゃ半分くらいは進学の準備ですよね。
うちの長男は高校1年の時から大学へ向けての話をされていました。
私自身も、子供が手を離れたらやろうとか、お金が貯まったら買おうとか、「いつか」を夢見てばかりのような気がしてきました。
現実的にお金がないとか時間がないからできないというのは置いといて、ちょっとでも今出来る事は今やろう。
そんな気持ちになり、「いつかやろう」から
「出来る範囲で今を楽しもう」と思えるようになりました。
具体的には、今やりたい事は「本を沢山読む」ということ。
今も多少は読んでいるけど、心の奥底では「子供たちが自立して暇になったら、喫茶店とかでのんびり本を毎日読みたい」という夢を見ています。
これくらいのものなら全然今出来る。
やらないのは今を生きていないから。
やろうと思えば今出来ることは、ほんの少しでも取り掛かろうと思います(^^)
また読み直したいと思ってた本や、日本の著名作など読みたい本が沢山あるので、最近は自分の為に時間を作って読んでいます。
時間があると目一杯使ってしまう
時間に限りがあると家事もはかどる
本の中では
仕事の量は完成のために利用可能な時間を全て満たすまで膨張する
「パーキンソンの法則」シリル・ノースコート・パーキンソン
という言葉が紹介されていました。
確かに時間というものは「あればあるだけ使ってしまう」と思います。
少し前、出勤時間をいつもより早い時間だと勘違いしていて、テキパキと家事をこなしたら時間が余ってしまって。
普段から1時間で出来る家事なら1時間でやればいいのに、出勤時間が遅い時は間に合うようにのんびりやってしまします。
忙しくて出来ない~というのも言い訳かな
やりたいことをやりたくないのは、時間がないのを認めたくないから
じゃあ、時間があればやりたいこと(チャレンジしてみたい仕事、趣味など)をすぐにやるのかというと・・・
なかなか出来ないですよね(^-^;
私も、一日の空いた時間はSNSやテレビで時間を潰してしまったりします。
- 時間が限られている
- コントロールできないという不安
これらの事を認めたくなくて、気を紛らわせるために目の前の簡単な楽しみ(SNSなど)に手を伸ばしてしまうそうです。
人間の一生は80歳まで生きるとして、4000週間とのこと。
思ったより短く感じますよね。
「これからやりたいこと」を沢山考えてましたが、今すぐやりたいことや出来ることに、もっとフォーカスしていこうと思います。
まとめ
タスクや、やりたいことリストを上から一生懸命こなすのではなく、
自分にとって重要なことを見つけ出して、今できることを少しずつやろう!
そういった気持ちになりました。
また最近読んだ本で「News Diet」という本もおススメです。
ニュースを見ないと時間が増えますよ(*^^*)